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NaTa-
私が企画したい旅!芸術の足跡をたどる旅<南欧編>
海外添乗員として8年勤務しました。
色々な国のツアーに添乗していて、思うことがあります。
スケジュールがもっとゆっくりだったら・・・
ちょっと足を伸ばして、近隣の町をスケジュールに組み込めたら・・・
王道(よく知られた観光地巡り)は大切!
多くの人が訪れて良かった場所や行程が、王道になるわけですからね。
でも、一歩進んで、王道から小道にそれてみる。
そこに誰にも知られてないけれど、素敵なものがあったりします。
風景だったり、絶品のお料理だったり、可愛いお店だったり。
失敗や、問題に遭遇してしまうこともあるよ、
でも、それさえも忘れられない経験になるのが、自分だけの旅です。
私がアンバサダーを務めるONLYONEの理念の1つ、
「人生を豊かにするための旅を創造しつづけます。
これからも心に残る思い出を作り上げます。」
未来を感じる理念ですよね〜
今回は、そんなONLYONEに、是非企画してほしい旅の話です。
タイトルは「芸術の足跡をたどる旅」です。
これ、実は某旅行会社さんで実際にあったツアーであり、
私が添乗に出ましたが、その1本しか催行されなかったツアー。
王道からは、離れすぎ・・・マニアック過ぎたのでしょうね。
でも絵画好きにはたまらない内容でした!
私が数々の添乗したツアーの中で、本当に楽しめた旅でした。
そのツアーに私のオススメをプラスし、さらに盛りだくさんにしました!
私が添乗していたのは、過去のこと。
現在は当時よりも、もっとマニアックな場所を訪れるなど、
自分で計画して旅する方も増えましたしね。
きっと絵画好きにはたまらない・・・そんな旅です。
それでは、見てゆきましょう!
『芸術の足跡をたどる旅 〜ルネッサンスからシュルレアリスムまで』
旅の行程はイタリア・ミラノから始まり、
南フランス経て、スペインへ抜けるコースです。
この旅で出会う巨匠は、
レオナルド・ダ・ヴィンチ/シャガール/ポール・セザンヌ
ゴッホ/ピカソ/ダリ/ミロ/ガウディ
数々の巨匠の作品を見て、
さらに、作品のモデルとなった場所を訪れます。
1日目
午前:ミラノ到着
午後:サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院で
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を鑑賞
ミラノ市内観光(ドゥオーモ、ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世)
スカラ座(テアトロ・アッラ・スカラ)を訪問POINT:できるなら「スカラ座」でオペラ鑑賞も入れたい!
2日目
午前:ミラノからジェノヴァへ陸路移動
午後:ジェノヴァ市内観光
旧市街(ユネスコ世界遺産)ドージェ宮殿、ガリバルディ通りPOINT:この日の食事は「パスタ・ジェノベーゼ」を食べましょう!
ジェノバって地味だけど…コロンブスとデニム生地の生まれたところです。
3日目
午前:ジェノヴァを出発し、ニースへ移動
午後:ニース到着後、観光
ニースの旧市街(ヴィユ・ニース)、プロムナード・デ・ザングレ、
市場でフリータイムPOINT:ジェノバからニースへのルート、海岸線で景色抜群です♪
4日目
午前:シャガール美術館を訪問
午後:陸路でエクス=アン=プロヴァンスへ移動POINT:シャガールを堪能する日。
どの作品も愛と夢いっぱいで、なんだか可愛いのですよ〜5日目
午前:セザンヌのアトリエ訪問
午後:エクス=アン=プロヴァンスの市内散策
ゴッホが療養していた精神病院見学
アルル郊外のゴッホの「跳ね橋」を見学POINT:見学する「精神病院」は
『星月夜』は、ゴッホがここで見た夜空を描いたとされる場所です。
見学後には、作品の見方が変わると思う。
6日目
午前:アルル市内観光
ゴッホが、ゴーギャンと生活していたゴッホの「黄色い家」へ
午後:アルルの闘牛場見学
夜 :「夜のカフェ」のモデルとなった「カフェ・ラ・ノストラ」で夕食POINT:ゴッホ三昧の日です。
「夜のカフェ」は今も現役のカフェです。
7日目
午前:アルルを出発し、アヴィニョンへ移動
午後:アヴィニョン市内観光POINT:ピカソの「アヴィニョンの娘たち」は有名ですが、
アヴィニョンで描いたのではないそうです。8日目
午前:陸路でピレネー山脈を超え、スペインへ
午後:フィゲーラス「ダリ美術館」を見学POINT:ダリ美術館は、建物そのものがダリのデザイン!
どう見られるかも計算してデザインされた内部は、遊園地なみに楽しいです。9日目
午前:陸路でバルセロナへ移動(約1時間30分)
午後:バルセロナ観光「ミロ美術館」「カタルーニャ音楽堂」を見学POINT:「カタルーニャ音楽堂」はアール・ヌーヴォーの傑作、
装飾がホントに美しい♪10日目
午前:ガウディ建築を巡る
「サグラダ・ファミリア」「グエル公園」
「カサ・ミラ」「カサ・バトリョ」
午後:帰国の途へPOINT:通常内部見学ができない「カサ・バトリョ」
ガウディ生誕100年で、内部に入れたことあります。
曲線と色使いの可愛さ爆発でした!
10日間で、これだけの巨匠の作品を見るなんて、行程キツすぎと思われました?
でもね、全ての行程を陸路で進むと、意外にものんびりできます。巨匠の作品を見れることにも感激だけど、
各作品のモデルになった場所を、自分の目でみることも楽しいのですよ♪例えば・・・ゴッホの作品「The Bedroom/ゴッホの寝室」では、
微妙に空間が歪んで描かれてます。
ゴッホらしく、歪んで描いたのかなと思っていましたが、
実際の彼の寝室自体が歪んでましたよ(笑)
この旅の後は、巨匠の作品のバックグラウンドをを知り、
作品の見方が変わりますよ♪
南欧の旅のポイント!
◯この行程、陸路移動をTGVや電車利用でも行けます。
でも遅れも多いヨーロッパの電車、日数を増やしたほうが良いかも
◯3つの国をまたぎますが、イタリア入国とスペイン出国以外、
パスポートチェックはほぼなし!
時々、TGV内などで、車掌さんによるパスポートチェックが入ることはあります。今日はここまで。
次回は「面倒でも心の安心!予防接種してから出発するべし<ケニア編>」お楽しみに♪
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